灯油価格が高止まりする中で、「できるだけ使い方を工夫して出費を抑えたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。
特に灯油ボイラーは、給湯(お風呂・キッチン)と暖房(温水暖房)の両方を担っているケースが多く、使い方次第で消費量に大きな差が出ます。
重要なのは、「無理に我慢する節約」ではなく、燃焼回数を減らす・効率を落とさない・ムダな稼働をさせないという3点を意識することです。
この記事では、
- 給湯(お風呂・シャワー)での節約方法
- 暖房(温水ボイラー)での節約方法
- ボイラー本体・運用面での見直しポイント
- 寒冷地で注意すべき凍結対策と節約の関係
を分けて、現実的に実践できる内容だけを整理します。
ルーム・テック・ラキアでは、札幌近郊エリアを中心に給湯器・石油ボイラーの設置・交換工事を専門対応しています。
給湯・暖房の使用状況やご家族構成、既存ボイラーの年数・状態を確認したうえで、無理のない最適な更新プランをご提案します。
「お湯が安定しない」「暖房の効きが落ちてきた」「そろそろ交換時期か知りたい」
そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
松本お気軽にお問い合わせください!
給湯(お風呂・シャワー)でできる灯油ボイラーの節約方法


(※当社施工事例ページより~Before:UKB-3030CX ➡ After:UKB-NX372B(FF))
給湯温度は「高くしすぎない」が基本
給湯設定温度を必要以上に高くしている家庭は少なくありません。
実際の使用感としては、40〜42℃前後に設定しておくと、ほとんどの家庭で不便はありません。
設定温度を1℃下げるだけでも、
- バーナーの燃焼時間が短くなる
- 追いだき回数が減る
といった影響があり、結果的に灯油消費量の削減につながります。
特に冬場は「寒いから」と45℃以上に設定してしまいがちですが、蛇口側で水を混ぜている場合は、その分だけ無駄に加熱している状態になります。
入浴時間をまとめて「追いだき」を減らす
給湯で最も灯油を消費しやすいのが追いだき運転です。
家族がバラバラの時間に入浴すると、その都度ボイラーが再燃焼します。
可能であれば、
- 入浴時間をできるだけ近づける
- 最後の人まで間隔を空けすぎない
これだけでも追いだき回数が減り、灯油使用量は確実に変わります。
実際の現場でも、「家族の入浴時間をまとめただけで、灯油の減りが目に見えて違った」という声は珍しくありません。
浴槽のフタなんかも活用すると保温されて尚良いでしょう。
シャワーの「出しっぱなし」を減らす
シャワーは短時間でも灯油を消費します。
特に、
- 体を洗っている間
- シャンプー中
など、無意識に出しっぱなしにしているケースは多いです。
節水シャワーヘッドに交換するだけでも、
- 使用湯量
- 再加熱に使う灯油量
の両方を抑えられるため、費用対効果の高い対策といえます。
自動お湯張り・保温機能の使い方を見直す
「追いだきよりも、自動お湯張りの方が効率が良い」ケースは意外と多いです。
一度冷え切ったお湯を何度も温め直すより、
- 適温で張る
- フタを閉めて冷めにくくする
この方が燃焼回数を抑えやすくなります。
暖房(温水ボイラー)の灯油節約方法


(※当社施工事例ページより〜Before:BS-12AFFM ➡︎ After:DBD-1813RGF)
室温設定は「上げすぎない」ことが最大の節約
暖房運転では、設定温度を上げるほど灯油消費は増えます。
目安としては、室温20℃前後がひとつの基準です。
体感的に寒い場合、
- 設定温度を上げる
ではなく、 - 服装の調整
- 空気の循環
で対応した方が、灯油の減りは抑えられます。
断熱対策で「逃げる熱」を減らす
暖房効率を下げる最大の原因は、熱が外へ逃げることです。
特に効果が出やすいのは、
- 厚手のカーテンを床まで垂らす
- 窓まわりに断熱シートを貼る
といった簡単な対策です。
これだけでも、ボイラーが「何度も燃焼し直す」回数を減らすことができます。


特に窓に関しては家の中で一番熱が逃げやすい箇所となりますので、断熱対策をする上でかかせないといえるでしょう。
空気を循環させて体感温度を上げる
温水暖房では、暖かい空気が天井付近に溜まりやすくなります。
サーキュレーターや小型ファンで空気を循環させると、設定温度を上げなくても暖かく感じられるようになります。
結果として、
- 燃焼時間
- 灯油消費量
の両方を抑えやすくなります。
使っていない部屋は暖房を止める
全室暖房が可能な住宅ほど、
「使っていない部屋まで暖めている」ケースが多く見られます。
- 使わない部屋は暖房停止
- ドアを閉めて区切る
このシンプルな対応だけでも、灯油消費は確実に減ります。
ボイラー本体・運用面での節約ポイント


定期メンテナンスで燃焼効率を落とさない
ボイラー内部にススや汚れが溜まると、
同じお湯・同じ暖房でも余計に灯油を消費します。
目安としては、
1〜2年に1回の点検・清掃。
現場では、
「故障はしていないが、メンテナンス不足で灯油の減りが早くなっていた」
というケースも珍しくありません。
使用年数が長い場合は高効率機種も検討
10年以上使用している灯油ボイラーは、
- 熱交換効率の低下
- 部品の劣化
により、どうしても燃費が悪くなります。
排気熱を再利用する高効率タイプ(いわゆるエコフィール)に交換することで、
年間で灯油消費量が大きく変わるケースもあります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 灯油ボイラーの給湯温度は何℃に設定するのが一番節約になりますか?
A. 多くの家庭では40〜42℃前後が現実的な目安です。これ以上高く設定すると、蛇口側で水を混ぜる割合が増え、結果的に無駄な加熱となり灯油消費が増えやすくなります。
Q2. 追いだきはできるだけ使わない方がいいのでしょうか?
A. 追いだきは便利ですが、灯油を多く消費しやすい運転です。家族の入浴時間をまとめたり、自動お湯張り+保温をうまく使うことで、追いだき回数を減らす方が節約につながります。
Q3. 暖房の設定温度を下げると本当に灯油は減りますか?
A. はい。暖房設定を1℃下げるだけでも、ボイラーの燃焼時間が短くなり、灯油消費が抑えられます。寒く感じる場合は、断熱対策や空気循環を併用するのが現実的です。
Q4. 古い灯油ボイラーでも使い方次第で節約できますか?
A. ある程度は可能ですが、使用年数が10年以上の場合は効率低下の影響が大きくなります。使い方の工夫に加え、定期点検や高効率機種への交換を検討することで、節約効果がはっきり出るケースもあります。
Q5. 灯油ボイラーの節約は、いつまで使い方の工夫で対応できますか?
A. 使用年数や機器の状態によりますが、10年を超えると使い方の工夫だけでは改善が難しくなるケースが増えます。燃焼効率の低下や部品の劣化により、設定を見直しても灯油の減り方が変わらない場合は、本体交換を含めた判断を検討するタイミングといえます。
まとめ:無理のない節約が、結果的に一番長続きします


灯油ボイラーの節約は、単に使用量を減らすことや、我慢を重ねることではありません。
重要なのは、給湯と暖房それぞれの使い方を理解し、ムダな燃焼や再加熱を減らすことです。
給湯では、
・設定温度を必要以上に上げない
・入浴やシャワーの使い方を見直す
・追いだき回数を減らす
といった小さな調整だけでも、灯油の消費ペースは確実に変わります。
暖房についても、
・室温を上げすぎない
・断熱や空気循環で体感温度を補う
・使っていない部屋の暖房を止める
こうした積み重ねが、無理なく続けられる節約につながります。
一方で、
・使用年数が長くなっている
・以前より灯油の減りが早いと感じる
といった場合は、使い方だけでは改善しきれないケースもあります。
燃焼効率の低下や内部劣化が進んでいる可能性もあるため、点検や機器そのものの状態を含めて整理する視点も欠かせません。
灯油ボイラーの節約は、
「今日からできる工夫」と「設備の状態を見極める判断」
この両方をバランスよく考えることで、結果的に長く、無理なく続けられるものになるでしょう。
✅ボイラーのご相談はルーム・テック・ラキアまで


(※当社施工事例ページより~Before:UKB-G4020AHT4 ➡ After:UKB-AG472A)
灯油ボイラーの節約は、使い方の工夫だけで改善できるケースもあれば、年数が経過して改善できないケースもあります。
特に、
・灯油の減り方が以前と変わった
・給湯や暖房の効きにムラを感じる
・使用年数が10年を超えている
こうした状況では、自己判断だけで続けるより、一度状態を整理した方が結果的に無駄を減らせることもあります。
ルーム・テック・ラキアでは、10年を経過したボイラーに関しては本体交換をおすすめしております。
製造より10年経過しますと、メーカーで部品供給が終了しており、仮に直せたとしても他の箇所が故障して結果的にコストが高くつく可能性があるためです。
灯油の減りが早い、効きにムラがある、使用年数が10年を超えている場合は、使い方の工夫だけで改善できる段階を超えている可能性があります。
そのような場合は、ボイラー交換を含めた判断が必要になるため、お気軽に当社までお問い合わせください。



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