乾太くんのメリット・デメリット総まとめ|後悔しない判断基準を解説

白を基調としたドラム式衣類乾燥機の本体を正面から撮影したシンプルなイメージ。大きな円形ドアと操作パネルを備え、乾燥機のデザインや外観が分かる構図

「乾太くん、すごく便利らしい」「うちにも付けようかな」——そう思って調べ始めたものの、いざ口コミを見てみると「最高だった」という声と「思ったより不便だった」という声が両方あって、結局どっちなの?と迷っていませんか。

ガス衣類乾燥機「乾太くん」は、たしかに多くの家庭で「もっと早く付ければよかった」と言われる人気設備です。
一方で、設置工事やランニングコスト、本体サイズなど、購入前に知っておかないと「こんなはずじゃなかった」につながる注意点も確かに存在します。

大切なのは、メリットとデメリットの両方を正確に把握したうえで、ご自身の住まいと生活パターンに合うかどうかを判断することです。
この記事では、乾太くんの強みと弱みを公平に整理し、特に札幌・北海道のような寒冷地で導入する場合の判断材料を具体的にお伝えします。

「乾太くんの導入に悩んでいる」「修理か交換か判断できない」そんなときはご相談を。

ルーム・テック・ラキアでは、札幌近郊エリアを中心に乾太くんの新設・交換工事に対応しています。
「うちに設置できる?」「ガス工事は必要?」「冬の使い勝手は?」——導入を検討する段階で気になる点があれば、弊社までお気軽にご相談ください。

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松本

ご相談、お待ちしております!


目次

そもそも乾太くんとは?電気式乾燥機との違い

白を基調としたがモダンなガス衣類乾燥機が室内に設置されている様子

メリット・デメリットを理解する前に、乾太くんがどんな製品なのかを簡単に整理しておきます。

乾太くんは、リンナイが製造・販売しているガス式の衣類乾燥機です。
「乾太くん」という名前はリンナイの登録商標で、ガスの炎で温風をつくり、その熱で洗濯物を一気に乾かす仕組みになっています。

家庭用の電気式乾燥機には、大きく分けて「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」がありますが、乾太くんはそのどちらとも異なる「ガス式」というカテゴリーになります。
熱源がガスであることが、これから紹介するメリット・デメリットのほぼすべての根っこにあると考えてください。

家庭用の乾太くんは2タイプ

家庭用の乾太くんには、機能を絞った「スタンダードタイプ」と、機能が充実した「デラックスタイプ」の2系統があります。

タイプ乾燥容量特徴
デラックスタイプ9kg・6kg機能が充実。スマホ連携や除菌・脱臭機能などを搭載した上位モデル
スタンダードタイプ8kg・5kg・3kg基本機能を押さえたモデル。サイズ展開が豊富で選びやすい

家族の人数や洗濯物の量、求める機能によって選ぶモデルが変わります。
一般的なファミリー世帯(4〜5人)であれば、洗濯物をまとめて乾かせる8kg以上のモデルが選ばれることが多いです。

📎 出典:リンナイ株式会社 公式サイト(乾太くん)


乾太くんの6つのメリット

まずは乾太くんの強み、つまり「設置してよかった」と感じられる理由から見ていきましょう。

メリット①:圧倒的な乾燥スピード

乾太くん最大の魅力は、その乾燥の速さです。
リンナイの公表値では、5kgの洗濯物が約52分、8kgでも約80分、9kgでも約90分で乾き上がります。これは電気式乾燥機のおよそ3分の1の時間にあたります。

「朝、出かける前に洗濯物を放り込んでスタートし、身支度を終える頃には乾いている」という使い方ができるのは、ガス式ならではのパワーがあってこそです。
洗濯から乾燥までを待つ時間が大幅に減るため、家事全体の流れがスムーズになります。

乾燥容量乾燥時間の目安
5kg約52分
6kg約60分
8kg約80分
9kg約90分

※リンナイ公表値(標準コース・ガス種LPGの場合)。室温が低い、衣類が極端に少ない、湿度が高いなどの条件では時間が変動する場合があります。

メリット②:タオルや衣類がふんわり仕上がる

高温の温風で繊維の根元から立ち上げるように乾かすため、タオルや衣類の仕上がりがふんわりと柔らかくなります。
天日干しのあとに感じる「ゴワゴワ」とは対照的な、ホテルのタオルのような感触になると評判です。

実際の現場でも、乾太くんを導入されたお客様から「柔軟剤を減らしてもタオルがふかふかになった」という声をよくいただきます。
一気に乾かすことで自然とシワも伸びるため、アイロンがけの手間が軽くなるという副次的なメリットもあります。

メリット③:天気・季節・花粉に左右されない

乾太くんは室内に設置し、湿気を屋外へ排出する仕組みのため、外の天気にまったく左右されません。
梅雨の長雨、冬の雪、春先の花粉、PM2.5——洗濯物を外に干せない事情があっても、いつでも安定して乾かせます。

特に共働き世帯では、「日中に天気が崩れても取り込みを気にしなくていい」「夜に洗濯しても朝には乾いている」という安心感は、想像以上に生活を楽にしてくれます。

メリット④:北海道の冬こそ真価を発揮する

これは寒冷地ならではの大きなメリットです。
北海道では、おおよそ11月から4月にかけて、外干しがほとんどできない期間が続きます。この時期の洗濯物の乾燥手段としては、室内干し・浴室乾燥機・コインランドリーなどがありますが、それぞれに次のような悩みがつきまといます。

乾燥手段寒冷地の冬での悩み
室内干し生乾き臭・室内の湿気・カビの発生・乾くまで時間がかかる
浴室乾燥機乾燥に2〜3時間かかり電気代も高め・浴室が使えない
コインランドリー往復の手間・天候の悪い日ほど混雑・コストがかさむ

乾太くんは、これらの冬の洗濯問題をまとめて解決してくれます。
北海道においては、乾太くんは「あると便利」というより「冬を快適に過ごすための設備」という位置づけに近いと言えるでしょう

メリット⑤:除菌・衛生面の安心感

高温の温風で乾かすため、室内干しで気になる雑菌の繁殖を抑えられる点もメリットです。
生乾き臭の主な原因は雑菌の繁殖ですが、乾太くんは短時間かつ高温で一気に乾かすため、生乾き臭が発生しにくくなります。

デラックスタイプなど一部のモデルには、除菌・脱臭に配慮した運転機能を搭載したものもあります。
花粉やハウスダストが付着した洗濯物を外に干さずに済むため、アレルギーが気になるご家庭にも向いています。

メリット⑥:1回あたりの乾燥コストは意外と経済的

「ガス代が高そう」というイメージを持たれがちですが、1回あたりの乾燥コストで見ると、実は電気式と大きく変わらない、あるいはガス種によっては安く済むケースもあります。
リンナイの公表値では、1回あたりの乾燥コストは容量や条件によって数十円〜150円程度とされています。

短時間で乾かし終えるため、長時間運転を続ける必要がないことが経済性につながっています。
ただし、コストはガス種(都市ガスかプロパンか)や使用頻度によって大きく変わるため、これは後述のデメリット欄で改めて詳しく触れます。


乾太くんの6つのデメリット

ランドリールームに設置されたガス衣類乾燥機と洗面台を備えた明るく清潔感のある室内空間

ここからは、購入前に必ず知っておきたいデメリットを正直にお伝えします。後悔の多くは、これらを知らずに導入したことから生まれています。

デメリット①:設置に工事が必要(最大のハードル)

乾太くんは、電気式乾燥機のように「買ってきてコンセントに挿せば使える」製品ではありません。設置には次のような工事が必要になります。

  • ガス工事:ガス栓(ガスコンセント)が近くにない場合は増設工事が必要
  • 排湿工事:乾燥時に出る湿気を屋外へ逃がすため、壁に穴を開けて排湿筒を通す工事が必要
  • 設置台の用意:洗濯機の上に設置する場合は専用の架台が必要

このうち特に注意したいのが排湿のための壁の穴あけ工事です。
外壁に穴を開ける工事になるため、賃貸住宅では基本的に設置が難しく、持ち家でも建物の構造によっては設置場所が限られることがあります。

「うちは壁に穴を開けられる?」「ガス栓は増設できる?」——設置の可否は現地を見ないと正確には判断できません。迷ったら工事前にご相談ください。

デメリット②:本体サイズが大きく設置スペースを取る

乾太くんは、電気式のドラム式乾燥機と比べると本体がやや大きめです。家庭用モデルでも高さ・幅・奥行きがそれぞれ60〜75cm前後あり、設置には相応のスペースが必要になります。

多くの場合は洗濯機の上に専用架台で設置しますが、その場合は脱衣室・洗面所の天井までの高さや、洗濯機との位置関係を事前に確認しておく必要があります。
「設置したらドアや棚の開閉に干渉した」「思ったより圧迫感がある」といった後悔は、サイズの確認不足から生まれがちです。

デメリット③:ランニングコストはガス種で大きく変わる

メリット欄で「1回あたりは経済的」とお伝えしましたが、これには重要な前提があります。それはガス種が何かです。

ガス種1回あたりのコスト傾向
都市ガス比較的安価。札幌市内の多くのエリアが該当
プロパンガス(LPガス)都市ガスの2〜3倍になることもある

毎日のように使うと月々のガス代が想定以上に膨らむことがあります。
導入前に、ご自宅のガス種と1ヶ月の想定使用回数から、おおよそのランニングコストを試算しておくことをおすすめします。

デメリット④:本体価格+工事費の初期費用がかかる

乾太くん本体の価格に加えて、ガス工事・排湿工事・架台などの設置費用がかかります。
設置条件によって金額は変わりますが、本体と工事を合わせると総額で十数万円〜の初期投資になる場合もあるでしょう。

電気式のドラム式乾燥機が「本体だけ買えばすぐ使える」のと比べると、初期費用の面ではハードルが高く感じられるかもしれません。
ただし、乾燥スピードや仕上がり、冬の使い勝手といった日々の満足度を重視する方にとっては、十分に元が取れると感じられるケースが多いのも事実です。

デメリット⑤:運転音・排気の扱いに配慮が必要

乾太くんは、ドラムが回転する音と、ガスで温風をつくる際の動作音が発生します。
リンナイは低騒音設計をうたっていますが、ドラム式洗濯乾燥機よりは動作音が大きめだと感じる方もいます。
設置場所が寝室に隣接している場合などは、夜間の使用について事前に意識しておくとよいでしょう。

また、排湿筒からは湿気を含んだ温かい空気が屋外に排出されます。
冬場はこの排気が白い湯気のように見えることがありますが、これは故障ではなく正常な動作です。
排気口の向きや位置については、隣家との距離なども考慮して設置場所を決める必要があります。

デメリット⑥:寒冷地では「排気口からの冷気逆流」に注意

これは北海道で特に意識したいデメリットです。
乾太くんは壁に開けた穴から排湿筒を通して湿気を排出しますが、運転していないときに、この排気口から外の冷たい空気が室内へ逆流してくることがあります。

本州ではあまり問題にならないこの現象も、冬に氷点下10℃前後まで下がる札幌では、脱衣室に冷たい風が入り込む不快な要因になります。
実際の現場では、これを防ぐために「ダンパー(逆流防止弁)付きの排湿口ガイド」を設置することを標準的な対策として推奨しています。
設置工事の段階で対応しておけば、コスト・手間の両面で有利です。


メリット・デメリット早見表

ここまでの内容を、ひと目で比較できるように整理します。

スクロールできます
観点メリットデメリット
乾燥スピード電気式の約1/3の速さ
仕上がりふんわり・シワが伸びる
天候・季節一切左右されない
衛生面生乾き臭が出にくい
設置ガス工事・壁の穴あけが必要
本体サイズ大きめでスペースを取る
初期費用本体+工事で十数万円〜
ランニングコスト都市ガスなら経済的プロパンだと割高になることも
運転音・排気動作音・排気・冷気逆流に配慮が必要
寒冷地適性冬の洗濯問題を解決冷気逆流対策が必須

こうして並べてみると、乾太くんの弱みの多くは「設置工事」と「ランニングコスト」に集中していることがわかります。
逆に言えば、設置環境とガス種の条件さえクリアできれば、日々の使い勝手のメリットを存分に享受できる設備だと言えます。


電気式乾燥機(ドラム式・ヒートポンプ式)との違いを詳しく比較

乾太くんを検討する方の多くが、比較対象として「ドラム式洗濯乾燥機」や「電気式の衣類乾燥機」を思い浮かべます。
それぞれ得意・不得意がはっきり分かれるため、ここで整理しておきます。

スクロールできます
比較項目乾太くん(ガス式)ドラム式洗濯乾燥機電気式衣類乾燥機
乾燥スピード非常に速い遅めやや遅い
仕上がりふんわり感が強い機種によるふんわり感あり
設置工事ガス・排湿工事が必要不要一部不要
設置スペース大きめ1台で完結し省スペース中程度
洗濯機能なし(乾燥専用)あり(洗濯と一体)なし(乾燥専用)
初期費用本体+工事費本体のみ本体のみ
寒冷地の冬非常に強い普通普通

ドラム式洗濯乾燥機は「洗濯と乾燥を1台で完結でき、工事も不要」という手軽さが最大の魅力です。
ただし乾燥時間が長く、容量も洗濯基準で決まるため、一度に乾かせる量は乾太くんより少なくなりがちです。

一方、乾太くんは乾燥専用機で工事が必要な分、乾燥性能・スピード・仕上がりでは群を抜いています。
「乾燥の質と速さを最優先する」「洗濯機はすでにあるので乾燥だけ強化したい」という方には、乾太くんが有力な選択肢になります。

洗濯機との組み合わせを前提に考える

乾太くんは洗濯機能を持たない乾燥専用機です。
そのため、すでにお使いの縦型洗濯機やドラム式洗濯機と組み合わせて使うのが基本になります。洗濯機の上に架台で設置するスタイルが一般的なので、「いま使っている洗濯機をそのまま活かしつつ、乾燥だけを強化したい」というニーズにぴったりはまります。
逆に、これから洗濯機ごと買い替えるタイミングであれば、ドラム式洗濯乾燥機との比較を含めてじっくり検討するのがよいでしょう。


乾太くんを快適に使い続けるためのお手入れと注意点

乾太くんを長く快適に使うために、知っておきたいお手入れのポイントもあわせて紹介します。
デメリットというほどではありませんが、購入後に「思ったより手間だった」とならないよう、事前に把握しておくと安心です。

乾燥ごとの糸くずフィルター掃除

乾太くんには、乾燥時に出る糸くずをキャッチするフィルターが付いています。
このフィルターは、運転のたびにたまった糸くずを取り除くのが基本です。
フィルターが目詰まりすると乾燥効率が落ちたり、エラー停止の原因になったりすることがあります。
掃除自体は数十秒で終わる簡単なものですが、毎回の習慣として続けることが大切です。

排湿筒まわりの確認

屋外につながる排湿筒の出口が、雪やゴミ、虫などでふさがれていないかを時々確認しておくと安心です。
特に北海道では、冬に排気口付近が雪で覆われてしまうケースがあります。
排気口がふさがれると正常に湿気を排出できなくなるため、雪の多い時期は出口まわりの除雪も意識しておきましょう。

エラー表示が出たときの対応

乾太くんは安全装置が充実しており、異常を検知すると運転を止めてエラーコードを表示します。
フィルター詰まりなど自分で対処できるものもあれば、修理点検が必要なものもあります。
エラーが繰り返し出る場合や、対処しても改善しない場合は、無理に使い続けず専門業者に相談するのが安全です。

ポイント:日々のお手入れは「毎回のフィルター掃除」と「排気口まわりの確認」の2つが基本。これを続けるだけで、乾燥効率の低下やトラブルをかなり防げます。


乾太くんが向いている人・向いていない人

メリット・デメリットを踏まえて、どんな人に乾太くんが向いているのかを整理します。

乾太くんが向いている人

  • 共働きで、洗濯物を干す・取り込む時間を減らしたい
  • 家族が多く、洗濯物の量が多い
  • 北海道など、冬に外干しができない地域に住んでいる
  • 持ち家で、設置工事に対応できる
  • 都市ガスのエリアに住んでいる
  • タオルや衣類のふんわりした仕上がりを重視する
  • 花粉やハウスダストで外干しを避けたい

乾太くんが向いていない人

  • 賃貸住宅に住んでいて、壁に穴を開けられない
  • 設置スペースを確保するのが難しい
  • 初期費用をできるだけ抑えたい
  • 洗濯物の量が少なく、乾燥機の出番が少ない

向いていない人に当てはまる場合でも、必ずしも諦める必要はありません。
たとえば設置スペースの問題は架台の選び方で解決できることもありますし、ガス種の問題はコスト試算をしたうえで納得して導入する道もあります。
「自分の場合はどうか」を判断するには、一度現地を見てもらうのが確実です。


北海道で乾太くんを導入するときの3つの確認ポイント

最後に、寒冷地で後悔しないために、設置前に確認しておきたいポイントを3つにまとめます。

①冷気逆流対策(ダンパー)を最初から入れる

前述のとおり、非使用時の冷気逆流は寒冷地では体感的に大きな問題になります。
後付けでの対応も可能ですが、設置工事の段階でダンパー付き排湿口ガイドを選んでおくほうが、コストも手間も抑えられます。

②壁の断熱・気密処理を丁寧に行う

北海道の住宅は本州より外壁の断熱層が厚く設計されています。
排湿筒を通す壁の貫通工事では、断熱材をできるだけ傷めない位置・工法を選ぶことが重要です。貫通部の処理が甘いと、外気の侵入が増えるだけでなく、壁内部に結露が生じて建物の劣化につながるおそれもあります。

③ガス種とランニングコストを事前に試算する

ご自宅が都市ガスかプロパンガスかによって、月々のコストは大きく変わります。
すでにガスで給湯や暖房を使っているご家庭なら、ガス栓の増設も比較的スムーズに進められることが多いです。
現在のガス設備の引き込み状況を確認したうえで、想定使用回数からコストを把握しておきましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 乾太くんは賃貸住宅でも設置できますか?

基本的には難しいケースが多いです。乾太くんは排湿のために外壁へ穴を開ける工事が必要になるため、原状回復が前提の賃貸住宅では設置が認められないことがほとんどです。

Q2. 乾太くんのガス代は電気式乾燥機より高いですか?

1回あたりのコストで見ると、都市ガスの場合は電気式より安く済むことがあります。短時間で乾かし終えるため、長時間運転を続ける電気式よりも効率的です。ただしプロパンガス(LPガス)の場合は割高になる傾向があり、使用頻度が高いと月々のガス代が膨らむことがあります。ご自宅のガス種と使用回数から試算しておくと安心です。

Q3. 乾太くんとドラム式洗濯乾燥機、どちらがいいですか?

「乾燥のスピードと仕上がり」を最優先するなら乾太くん、「洗濯から乾燥まで1台で完結させたい・設置工事を避けたい」ならドラム式という選び分けになります。乾太くんは乾燥専用機で工事が必要な分、乾燥性能は群を抜いています。一方ドラム式は洗濯と乾燥を1台でこなせて工事も不要ですが、乾燥に時間がかかります。住まいの条件と重視する点で判断しましょう。

Q4. 冬に排気口から冷たい風が入ってくると聞きましたが本当ですか?

運転していないときに、排気口から外気が逆流して室内へ入ってくることがあります。本州ではあまり問題にならない程度ですが、氷点下まで冷え込む北海道では脱衣室に冷気が入り込む要因になります。これは「ダンパー(逆流防止弁)付きの排湿口ガイド」を設置することで大幅に軽減できます。寒冷地では設置工事の段階でこの対策を入れておくことを強くおすすめします。

Q5. 乾太くんの寿命はどのくらいですか?

一般的な使用環境であれば、目安として10年程度が一つの基準になります。リンナイをはじめとするメーカーは、主要な機器について標準使用期間を10年と公表しています。なお、製造終了後の補修用部品の保有期間は、業界団体(日本ガス石油機器工業会)が定める基準で5年程度が一般的です。日々のお手入れ(フィルター清掃など)を続けることで、より長く快適に使い続けやすくなります。


まとめ:両面を理解すれば、乾太くんは寒冷地の強い味方

3台の乾燥機が白い専用ラックに並んだランドリースペース

乾太くんのメリット・デメリットを整理してきました。

  • メリットは、圧倒的な乾燥スピード、ふんわりした仕上がり、天候に左右されない安定性、そして北海道の冬の洗濯問題を解決してくれる点
  • デメリットは、設置工事の必要性、本体サイズ、初期費用、そしてガス種によるランニングコストの差

弱みの多くは「設置環境」と「ガス種」に関わるもので、裏を返せば、これらの条件をクリアできるご家庭にとっては、日々の暮らしを大きく快適にしてくれる設備です。
特に外干しができない北海道の冬においては、その価値は本州以上に大きいと言えます。

導入を検討するうえで一番確実なのは、ご自宅の設置環境とガス種を実際に見てもらい、コストまで含めて判断することです。「うちの場合はどうか」を知ることが、後悔しない第一歩になります。


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監修者情報

ルーム・テック・ラキア代表

北海道・札幌近郊の暮らしをよく知る地域密着の設備工事屋。一件一件のお客様に対して、顔が見える誠実な対応と、わかりやすく丁寧な施工を心がけています。
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