「朝起きたら、ストーブのパネルに見慣れない数字やアルファベットが光っていた」——北海道の冬に、こんな経験をされた方は少なくないはずです。
特に、FF式(強制給排気式)や煙突式の据え置き型ストーブは、リビングや居間の主要な暖房設備として使われているご家庭が多く、エラーが出たときの不安は一層大きく感じられます。
「これって故障?」「今夜どうすれば……」と焦ってしまう気持ち、よくわかります。
ただ、ひとつ大事なことをお伝えしておきます。
コロナのFF式・煙突式ストーブで表示されるエラーコードは、すべてが「故障のサイン」ではありません。
地震の揺れで安全装置が作動しただけのもの、灯油が一時的に不足しただけのもの、停電・瞬断が原因のものなど、環境的な要因による一時的な表示も多く含まれます。
一方で、内部センサーや制御基板の異常など、使用を中止して修理を前提に考えるべき表示も確かにあります。
また、コロナのストーブは機種のタイプによってエラーコードの内容が異なる場合があります。
同じ「E1」でも、ガス化温風タイプでは「疑似火炎検出」で直ちに修理が必要な一方、寒冷地輻射タイプ・ポット式では「灯油切れによる途中消火」の可能性があり、給油後に再運転できる場合があります。
この「機種によって意味が違う」という点が、コロナのエラーコードを読み解くうえで最も重要なポイントです。
この記事では、コロナ公式の「寒冷地用大型ストーブ|エラーサイン一覧」をもとに、
- 機種タイプ(ガス化温風タイプ・寒冷地輻射タイプ・スペースネオ・ポット式・ツインヒータ・FFPシリーズ等)ごとの違いを整理
- そのコードが何を意味しているのか
- 使用者が自分で確認・対処できる範囲はどこまでか
- その場で再運転を試してよいのか、使用を止めるべきなのか
という「行動判断」に直結する視点で解説します。
ルーム・テック・ラキアでは、札幌近郊エリアを中心にFF式・煙突式ストーブなど暖房機器のご相談・設置・交換を専門対応しています。
ご家庭の間取りや排気経路、既存設備の状態を確認したうえで、最適な暖房プランをご提案します。
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まず確認|自分のストーブはどのタイプ?


(※当社施工事例ページより~Before:CFF-V303 ➡ After:FF-VG42SA)
コロナの寒冷地向け大型ストーブは、以下の機種タイプに分類されます。
エラーコードの意味は機種タイプによって異なる場合があるため、まず自分のストーブがどのタイプかを確認してください。
| 機種タイプ | 特徴 | 代表シリーズ例 |
|---|---|---|
| ガス化温風タイプ | FF式・強制給排気。灯油を気化させて燃焼、温風を送る | FF-VGシリーズ(新型)など |
| 業務用大型温風 | 大空間向け大型温風暖房機 | 業務用シリーズ |
| 寒冷地輻射タイプ | 輻射熱と対流で部屋全体を暖める寒冷地向け | FF-WGシリーズなど |
| スペースネオ(ミニ) | コンパクトな据え置き型FF式 | スペースネオシリーズ |
| ポット式温風タイプ | ポット燃焼方式の温風暖房機 | ポット式シリーズ |
| ツインヒータ | 暖房+床暖房一体型 | ツインヒータシリーズ |
| FFPシリーズ | 旧型FF式ストーブ | FFPシリーズ(旧型) |
| FF-VG52シリーズ(旧型) | 旧型ガス化温風FF式 | FF-VG52シリーズ(旧型) |
| 床暖機能付きタイプ | 床暖房機能付き輻射タイプ・スペースネオ | 床暖機能付きシリーズ |
📌 確認方法
機種タイプは、ストーブ本体の銘板(製品ラベル)または取扱説明書の表紙・仕様ページに記載されています。型番の先頭や末尾にヒントがあることが多いです。
行動判断の大枠|3つの区分で考える
エラーコードが出たとき、最初に頭に入れておきたい考え方を整理します。
| 判断区分 | 代表的な原因・状況 | 対応の方向性 |
|---|---|---|
| ✅ 再運転を試してよい可能性がある | 地震・振動による安全停止、停電・瞬断の検知、灯油切れ(補給後)、停電後のEE表示 | 周囲・灯油・電源を確認のうえ、一度だけ再運転 |
| 🔧 清掃・確認で改善できる可能性がある | フィルター詰まり、排気筒の接続緩み・抜け、吹き出し口の閉塞 | 確認・清掃後に再運転を試す。改善なければ修理へ |
| ❌ 使用を中止・修理を前提に考える | 温度センサー異常、送風機故障、気化筒異常、制御基板異常、不完全燃焼の連続検知 | 使用中止。コロナサービスセンターまたは販売店・設備業者へ修理依頼 |
📌 重要なポイント
再運転を試す場合でも、「一度だけ」が原則です。同じエラーがすぐに再表示された場合は内部異常が疑われます。その場合は使用を続けず、修理前提で対応してください。
コロナ ストーブ|エラーコード一覧と機種別判断基準
以下では、コロナ公式のエラーサイン一覧に基づき、主要なエラーコードごとに機種タイプ・意味・使用者ができる確認・行動判断を整理します。
E0|排気筒抜け検知 または 機内サーミスタ温度異常
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E0の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・業務用大型温風 | 排気筒抜け検知装置の作動(排気管の外れ・抜け検知リード線の外れ) |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 機内(基板)サーミスタ温度異常検出(フィルター詰まり・吹き出し口障害物等による機内温度上昇) |
使用者ができる確認
- 【ガス化温風・業務用】排気管が途中で外れていないか、接続部が緩んでいないかを目視で確認します。抜け検知リード線も確認します
- 【寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ】フィルターにほこりが大量に付着していないかを確認し、清掃します。吹き出し口前後に障害物がないかも確認します
- 【共通・寒冷地特有】排気筒出口(屋外側)が積雪・氷でふさがれていないかを確認します
行動判断
排気管の接続確認やフィルター清掃で改善できる場合があります。ただし、それ以外の原因(センサー断線・基板異常等)が疑われる場合、または再運転後すぐに再表示される場合は、点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
E1|疑似火炎検出 または 途中消火
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E1の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・業務用大型温風 | 疑似火炎検出(消火直後に火炎センサーが誤検知した状態) |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ポット式温風タイプ・ツインヒータ | 途中消火(燃焼中に安全停止した状態) |
⚠️ 重要な機種差
同じ「E1」でも、ガス化温風タイプ・業務用では疑似火炎検出(直ちに修理)、寒冷地輻射タイプ・ポット式等では途中消火(灯油切れなら給油後に再運転可)と意味が全く異なります。必ず機種タイプを確認してから判断してください。
使用者ができる確認(寒冷地輻射タイプ・ポット式等の場合)
- 灯油タンクに十分な残量があるかを確認します
- 灯油の品質も確認ポイントです。変色・異臭のある古い灯油は燃焼不良の原因になります
- 給油後、通常どおり着火するかを確認します
行動判断
- ガス化温風タイプ・業務用:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
- 寒冷地輻射タイプ・ポット式等:灯油切れが原因であれば、給油後に再運転して問題ありません。灯油が十分にある状態で再発する場合は、点検または修理が必要です
📌 寒冷地の注意点
北海道の厳冬期は屋外タンクからの灯油配管が凍結し、灯油の供給が一時的に止まることがあります。この場合もE1が表示されることがあります。配管凍結が疑われる場合は、設備業者に相談してください。
E2|不着火(全機種共通)
表示の意味
点火操作を行ったにもかかわらず、正常に着火しなかった場合に表示されます。全機種共通のエラーコードです。
使用者ができる確認
- 灯油が切れていないかを最初に確認します
- 給油後、数回点火を試みて着火するかを確認します
- 長期間使用していなかった場合や空焚き後は、燃料系へのエア(空気)噛みが疑われます
行動判断
灯油補給後に正常に着火すれば一時的な要因と判断できます。灯油が十分にある状態で同じ表示を繰り返す場合は、点火系統の異常が疑われるため、点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
E3|対震自動消火装置の作動 または 途中消火
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E3の意味 |
|---|---|
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ポット式温風タイプ・ツインヒータ | 対震自動消火装置の作動(地震・振動等による安全停止) |
| FFPシリーズ | 途中消火(燃焼中の安全停止) |
⚠️ 重要な機種差
FFPシリーズのE3は途中消火を意味し、点検または修理が必要です(自己判断での再運転不可)。一方、寒冷地輻射タイプ等では対震自動消火装置の作動のため、周囲確認後に再運転を試せます。
使用者ができる確認(寒冷地輻射タイプ・ポット式等の場合)
- ストーブ本体が水平・正常な位置に設置されているかを確認します
- 本体周囲に倒れた物・接触物がないかを確認します
- 給気ホース・排気管が正しく接続されているかを確認します
行動判断
- 寒冷地輻射タイプ・ポット式等:周囲・設置状態に異常がないことを確認してから、運転スイッチを入れ直して再運転してください。改善しない場合は点検または修理が必要です
- FFPシリーズ:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
E4|途中消火 または 過熱防止装置の作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E4の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・業務用大型温風 | 途中消火(灯油切れが原因の場合あり) |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 過熱防止装置(安全サーモスタット)の作動(フィルター詰まり・吹き出し口障害物等) |
使用者ができる確認
- 【ガス化温風・業務用】灯油残量を確認します
- 【寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ】フィルターを清掃します。吹き出し口の前後に障害物(カーテン・家具等)がないかを確認します
行動判断
- 【ガス化温風・業務用】灯油切れが原因であれば給油後に再運転可。それ以外は点検・修理が必要です
- 【寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ】フィルター清掃・障害物除去で改善できる場合があります。改善しない場合は点検・修理が必要です
E5|気化筒温度不足 または 排気管抜け検知
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E5の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・FFPシリーズ | 気化筒温度不足(予熱開始後一定時間経過しても気化筒温度が上がらない、または燃焼中に低下) |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ポット式温風タイプ・ツインヒータ | 排気管抜け検知装置の作動(排気管の外れ・抜け検知リード線の外れ) |
⚠️ 重要な機種差
同じ「E5」でも、ガス化温風・FFPは気化筒異常(内部修理)、寒冷地輻射・ポット式等は排気管の外れ(外部確認で対処できる場合あり)と内容が全く異なります。
使用者ができる確認(寒冷地輻射タイプ・ポット式等の場合)
- 排気管が途中で外れていないか、接続部が緩んでいないかを目視で確認します
- 抜け検知リード線が外れていないかを確認します
- 屋外側の排気筒出口が積雪・凍結でふさがれていないかを確認します(寒冷地では特に注意)
行動判断
- ガス化温風タイプ・FFPシリーズ:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
- 寒冷地輻射タイプ・ポット式等:排気管の外れやリード線の外れが原因であれば接続確認で改善する場合があります。それ以外は点検または修理が必要です
E6|気化筒温度異常 または ルームサーモ故障
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E6の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・FFPシリーズ | 気化筒温度異常(気化筒の温度センサーが異常値を検出) |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | ルームサーモ故障(室温センサーの異常) |
行動判断
いずれも内部センサー・制御系の異常です。使用を中止し、点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
E7|燃焼用送風機故障 または 停電検知・過熱防止装置作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E7の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・ポット式温風タイプ・業務用大型温風 | 燃焼用送風機故障 |
| 寒冷地輻射タイプ・ツインヒータ | 停電検知、または過熱防止装置(安全サーモスタット)の作動 |
使用者ができる確認(寒冷地輻射タイプ・ツインヒータの場合)
- 停電・瞬断が発生していなかったかを確認します(ブレーカーの状態も確認)
- フィルター清掃・吹き出し口の障害物除去も確認します
行動判断
- ガス化温風・ポット式・業務用:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
- 寒冷地輻射・ツインヒータ:停電・瞬断直後であれば、運転スイッチを入れ直して再運転してください。それ以外の場合は点検または修理が必要です
E8|対流用送風機故障 または 疑似火炎検出
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E8の意味 |
|---|---|
| FF-VG52シリーズ(旧型)・FF-WGシリーズ | 対流用送風機故障 |
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 疑似火炎検出(消火後に火炎センサーが誤検知した状態、または異常燃焼の検知) |
行動判断
いずれも点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
E9|対震自動消火装置の作動 または 停電検知
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E9の意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・業務用大型温風 | 対震自動消火装置の作動(地震・振動等による安全停止) |
| 寒冷地輻射タイプ・ツインヒータ | 停電検知 |
使用者ができる確認
- 【ガス化温風・業務用】ストーブ周囲・給気ホース・排気管の外れ等の異常がないかを確認します
- 【寒冷地輻射・ツインヒータ】停電・瞬断が発生していなかったかを確認します
行動判断
周囲・電源状態に異常がないことを確認してから、運転スイッチを入れ直して再運転してください。改善しない場合は点検または修理が必要です。
E10|ルームサーモ故障
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | E10の意味 |
|---|---|
| FF-B160シリーズ | ルームサーモ故障(室温センサーの異常) |
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
EA|燃焼用送風機故障
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EAの意味 |
|---|---|
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 燃焼用送風機故障 |
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
EC|ルームサーモ故障(全機種共通)
表示の意味
全機種共通のエラーコードです。室温を検知するルームサーモスタット(室温センサー)の故障を示します。
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
Ed|対流用送風機故障
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | Edの意味 |
|---|---|
| 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 対流用送風機故障(室内への温風循環ファンの異常) |
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
EE|停電検知 または 停止時気化筒異常過熱
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EEの意味 |
|---|---|
| 全機種(寒冷地輻射タイプ以外) | 停電検知(停電・瞬断による安全停止) |
| 寒冷地輻射タイプ・ツインヒータ | 停止時気化筒異常過熱(停止中に気化筒が過熱した状態) |
⚠️ 重要な機種差
全機種(寒冷地輻射以外)のEEは停電検知のため再運転を試せますが、寒冷地輻射タイプ・ツインヒータのEEは気化筒異常過熱であり、直ちに修理が必要です。
行動判断
- 全機種(寒冷地輻射以外):運転スイッチを入れ直して再運転してください。改善しない場合は点検または修理が必要です
- 寒冷地輻射タイプ・ツインヒータ:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
EF|過熱防止装置の作動 または 空気サーミスタ故障
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EFの意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・ポット式温風タイプ(旧型) | 過熱防止装置(安全サーモスタット)の作動(背面フィルターのほこり詰まりが原因の場合あり) |
| スペースネオ(ミニ) | 空気サーミスタの故障(室内空気温度センサーの異常) |
使用者ができる確認(ガス化温風・ポット式旧型の場合)
- 背面フィルターにほこりが付着していないかを確認し、清掃します
行動判断
- ガス化温風・ポット式旧型:背面フィルターを清掃しても改善しない場合は、点検または修理が必要です
- スペースネオ(ミニ):センサー故障のため、点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
EH|基板周辺温度の上昇 または 表示サーミスタ温度異常
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EHの意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ・ポット式温風タイプ・寒冷地輻射タイプ・スペースネオシリーズ | プリント板の雰囲気温度が高い、または表示サーミスタ温度異常(フィルター詰まり・吹き出し口障害物等が原因の場合あり) |
使用者ができる確認
- フィルターにほこりが付着していないかを確認し、清掃します
- 吹き出し口に障害物がないかを確認します
行動判断
清掃・確認で改善する場合があります。それ以外は点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
EJ|機内サーミスタ温度異常検出
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EJの意味 |
|---|---|
| FF-VG52SAシリーズ | 機内(基板)サーミスタ温度異常検出(フィルター詰まり・吹き出し口障害物等が原因の場合あり) |
使用者ができる確認・行動判断
フィルター清掃・吹き出し口の障害物除去を試みてください。それ以外は点検または修理が必要です。
EL|油切れ検知 または 室温異常上昇防止装置の作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | ELの意味 |
|---|---|
| VG-SAシリーズ・スペースネオ(ミニ) | 油切れ検知装置作動(灯油切れが原因の場合あり) |
| FFPシリーズ(旧型) | 室温異常上昇防止装置の作動 |
行動判断
- VG-SAシリーズ・スペースネオ:灯油切れが原因であれば給油後に再運転可。それ以外は点検・修理が必要です
- FFPシリーズ旧型:点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください
EP|外筒サーモスタットの作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EPの意味 |
|---|---|
| ポット式温風タイプ | 外筒サーモスタットの作動(外筒部が異常温度に達した状態) |
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
EU|油面異常検知装置作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | EUの意味 |
|---|---|
| VG-SAシリーズ・スペースネオ(ミニ) | 油面異常検知装置作動(燃料供給系の異常) |
行動判断
点検または修理が必要です。販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
表示部全消灯|過熱防止装置の作動
機種タイプ別の意味
| 機種タイプ | 意味 |
|---|---|
| ガス化温風タイプ(旧型)・ポット式温風(旧型)・業務用大型 | 過熱防止装置の作動(表示パネルが完全に消灯) |
使用者ができる確認
- 背面フィルターにほこりが付着していないかを確認し、清掃します
行動判断
清掃しても改善しない場合は点検または修理が必要です。
ツインヒータ専用|ボイラー系エラーコード(F系)
ツインヒータは暖房+ボイラー(床暖房・温水)が一体化した機種です。「F」から始まるエラーコードはボイラー系の異常を示します。
| エラーコード | 意味 | 対象 | 対応 |
|---|---|---|---|
| F0 | 熱交サーミスタ故障 | 床暖機能付スペースネオ | 修理が必要 |
| F1 | 熱交サーモ作動または熱交サーミスタ故障(断線) | 床暖機能付寒冷地輻射・床暖機能付スペースネオ・ツインヒータ | 循環液不足が原因の場合あり。それ以外は修理 |
| F2 | 湯温サーミスタ故障(断線) | 床暖機能付寒冷地輻射・床暖機能付スペースネオ・ツインヒータ | 修理が必要 |
| F3 | 熱交サーミスタ温度異常(単独運転時)または空だき検知 | 床暖機能付寒冷地輻射・床暖機能付スペースネオ・ツインヒータ | 循環液不足が原因の場合あり。それ以外は修理 |
| F5 | 熱交異常検知(ボイラー) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| F6 | 途中消火(ボイラー) | ツインヒータ | 灯油切れが原因の場合あり。それ以外は修理 |
| F7 | 不着火(ボイラー) | ツインヒータ | 灯油切れが原因の場合あり。それ以外は修理 |
| F8 | 疑似火炎(ボイラー) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| FA | 燃焼用送風機異常検出(ボイラー) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| FC | 湯温サーミスタ故障(短絡) | 床暖機能付寒冷地輻射 | 修理が必要 |
| FE | 停止時ポット異常過熱 | ツインヒータ | 修理が必要 |
📌 F1・F3のポイント
F1・F3は「循環液(不凍液)の不足」が原因で表示されることがあります。ツインヒータをお使いの場合は、床暖用循環液の残量・補充状況を確認してください。それ以外の原因は修理が必要です。
ポット式・輻射タイプ専用|ポット燃焼系エラーコード(P系)
P系のエラーコードはポット燃焼方式の機種に固有のエラーです。
| エラーコード | 意味 | 対象 | 対応 |
|---|---|---|---|
| P1 | ポット予熱不足 | 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 修理が必要 |
| P2 | ポット温度低下 | 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 修理が必要 |
| P3 | ポット異常過熱 | 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 修理が必要 |
| P4 | 不消火(消火時間が長い) | 寒冷地輻射タイプ・ツインヒータ | 修理が必要 |
| P5 | 基板不良 | 寒冷地輻射タイプ・スペースネオ(ミニ)・ツインヒータ | 修理が必要 |
| b1 | ポット予熱不足(ボイラー側) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| b2 | ポット温度低下(ボイラー側) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| b3 | ポット異常過熱(ボイラー側) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| b4 | 不消火(ボイラー側) | ツインヒータ | 修理が必要 |
| b5 | 基板故障(ボイラー側) | ツインヒータ | 修理が必要 |
P系・b系はいずれも使用者が自己対処できる範囲を超えた内部異常です。表示が出たら速やかに使用を中止し、販売店またはコロナサービスセンターへ連絡してください。
不完全燃焼関連のエラー|最も注意が必要な表示
不完全燃焼に関するエラーは、一酸化炭素(CO)中毒のリスクに直結するため、他のエラーコードより一段高い注意が必要です。
⚠️ 安全上の最重要事項
不完全燃焼関連の表示が出た場合は、まず窓や扉を開けて換気を行ってください。頭痛・めまい・吐き気などの症状を感じている場合は、直ちに外に出て新鮮な空気を吸ってください。症状が重い場合は救急へ連絡してください。
HE|不完全燃焼防止装置検知部異常
| 対象機種 | 意味 |
|---|---|
| 全機種(業務用大型を除く) | 不完全燃焼を検知するセンサー自体の異常 |
行動判断
センサー異常のため、点検または修理が必要です。 販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
HC(点滅)|不完全燃焼防止装置の作動
| 対象機種 | 意味 |
|---|---|
| 全機種(業務用大型を除く) | 不完全燃焼を検知し、安全のため自動消火した状態 |
行動判断
直ちに部屋の換気を十分に行ってください。 換気後、運転スイッチを一旦「切」にし、再び「入」にして再運転できます。ただし、同じ表示が繰り返す場合は燃焼系・排気系の異常として修理が必要です。
HH(点滅)|連続不完全燃焼通知機能の作動
| 対象機種 | 意味 |
|---|---|
| 全機種(業務用大型を除く) | 不完全燃焼を連続して検知した状態 |
行動判断
直ちに換気を行い、使用を中止してください。 連続して不完全燃焼が発生している状態は、室内の一酸化炭素濃度が上昇している可能性があります。点検または修理が必要です。
HH(点灯)|再点火防止機能の作動
| 対象機種 | 意味 |
|---|---|
| 全機種(業務用大型を除く) | 不完全燃焼の連続検知を受け、再点火を防止する安全機能が作動している状態 |
行動判断
使用不可です。 修理が完了するまで使用を再開できません。販売店またはコロナサービスセンターへ修理を依頼してください。
88表示|故障ではなく「点検時期のお知らせ」
| 対象機種 | 意味 |
|---|---|
| 全機種(業務用大型を除く) | 設計標準使用期間8年相当(20,000時間)に達したことを知らせる表示 |
故障ではありませんが、点検を受けてください
88表示が出ていても、ストーブはその場で使用継続できることがほとんどです。
ただし、設計標準使用期間を超えて使用する場合は、経年劣化による重大な事故(異常燃焼・一酸化炭素漏れ等)のリスクが高まりますので、心配な方はメーカーの点検を一度受けてみるといいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設計標準使用期間 | 約8年・20,000時間(目安) |
| 88表示の意味 | 点検時期のお知らせ(故障ではない) |
| メーカー推奨対応 | 点検受付窓口に連絡 |
| リスク | 期間超過後は経年劣化による事故リスクが高まる |
現場を経験してきた立場から正直に言うと、「88が出ていてもまだ使えているから」と点検を後回しにされているご家庭は少なくありません。
北海道の冬のただ中に暖房が突然止まることは、快適性の問題だけでなく安全にも関わります。
暖房シーズン前(9〜10月頃)に点検を受けておくのが理想です。
📎 出典:コロナ公式|設計標準使用期間について
エラーコード早見表|全コード一覧
| エラーコード | 主な意味(概要) | 対象機種タイプ | 再運転 | 対応 |
|---|---|---|---|---|
| E0 | 排気筒抜け検知 | ガス化温風・業務用 | 確認後に条件付き | 改善なければ修理 |
| E0 | 機内サーミスタ温度異常 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | 清掃後に条件付き | 改善なければ修理 |
| E1 | 疑似火炎検出 | ガス化温風・業務用 | ❌ | 修理依頼 |
| E1 | 途中消火 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ポット式・ツインヒータ | 灯油確認後に条件付き | 再発時は修理 |
| E2 | 不着火 | 全機種 | 給油後に条件付き | 繰り返す場合は修理 |
| E3 | 対震自動消火装置の作動 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ポット式・ツインヒータ | 周囲確認後に可 | 再発時は修理 |
| E3 | 途中消火 | FFPシリーズ | ❌ | 修理依頼 |
| E4 | 途中消火 | ガス化温風・業務用 | 灯油確認後に条件付き | 再発時は修理 |
| E4 | 過熱防止装置の作動 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | 清掃後に条件付き | 改善なければ修理 |
| E5 | 気化筒温度不足 | ガス化温風・FFPシリーズ | ❌ | 修理依頼 |
| E5 | 排気管抜け検知 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ポット式・ツインヒータ | 接続確認後に条件付き | 改善なければ修理 |
| E6 | 気化筒温度異常 | ガス化温風・FFPシリーズ | ❌ | 修理依頼 |
| E6 | ルームサーモ故障 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| E7 | 燃焼用送風機故障 | ガス化温風・ポット式・業務用 | ❌ | 修理依頼 |
| E7 | 停電検知・過熱防止装置作動 | 寒冷地輻射・ツインヒータ | 停電後のみ条件付き | それ以外は修理 |
| E8 | 対流用送風機故障 | FF-VG52(旧型)・FF-WGシリーズ | ❌ | 修理依頼 |
| E8 | 疑似火炎検出 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| E9 | 対震自動消火装置の作動 | ガス化温風・業務用 | 周囲確認後に可 | 再発時は修理 |
| E9 | 停電検知 | 寒冷地輻射・ツインヒータ | 停電後に可 | 再発時は修理 |
| E10 | ルームサーモ故障 | FF-B160シリーズ | ❌ | 修理依頼 |
| EA | 燃焼用送風機故障 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| EC | ルームサーモ故障 | 全機種 | ❌ | 修理依頼 |
| Ed | 対流用送風機故障 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| EE | 停電検知 | 全機種(寒冷地輻射以外) | 停電後に可 | 再発時は修理 |
| EE | 停止時気化筒異常過熱 | 寒冷地輻射・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| EF | 過熱防止装置の作動 | ガス化温風・ポット式(旧型) | 清掃後に条件付き | 改善なければ修理 |
| EF | 空気サーミスタ故障 | スペースネオ(ミニ) | ❌ | 修理依頼 |
| EH | 基板周辺温度上昇・表示サーミスタ異常 | ガス化温風・ポット式・寒冷地輻射・スペースネオ | 清掃後に条件付き | 改善なければ修理 |
| EJ | 機内サーミスタ温度異常 | FF-VG52SAシリーズ | 清掃後に条件付き | 改善なければ修理 |
| EL | 油切れ検知 | VG-SAシリーズ・スペースネオ | 給油後に条件付き | 再発時は修理 |
| EL | 室温異常上昇防止装置の作動 | FFPシリーズ(旧型) | ❌ | 修理依頼 |
| EP | 外筒サーモスタットの作動 | ポット式温風 | ❌ | 修理依頼 |
| EU | 油面異常検知 | VG-SAシリーズ・スペースネオ | ❌ | 修理依頼 |
| HE | 不完全燃焼防止装置検知部異常 | 全機種(業務用除く) | ❌ | 修理依頼 |
| HC(点滅) | 不完全燃焼防止装置の作動 | 全機種(業務用除く) | 換気後に可 | 再発時は修理 |
| HH(点滅) | 連続不完全燃焼通知機能の作動 | 全機種(業務用除く) | ❌ | 修理依頼 |
| HH(点灯) | 再点火防止機能の作動 | 全機種(業務用除く) | ❌ | 修理依頼 |
| P1〜P5 | ポット燃焼系異常 | 寒冷地輻射・スペースネオ・ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| b1〜b5 | ボイラー側ポット燃焼系異常 | ツインヒータ | ❌ | 修理依頼 |
| F1・F3 | 熱交異常・空だき(循環液不足の場合あり) | 床暖機能付きタイプ・ツインヒータ | 循環液確認後に条件付き | それ以外は修理 |
| F0・F2・F5〜F8・FA・FC・FE | ボイラー・熱交換系各種異常 | ツインヒータ・床暖機能付きタイプ | ❌ | 修理依頼 |
| 88 | 設計標準使用期間到達 | 全機種(業務用除く) | 使用継続可 | 点検を推奨 |
北海道の寒冷地で特に注意したいエラーの誘因
FF式・煙突式ストーブのエラーには、北海道・寒冷地特有の環境要因が絡むケースが多くあります。エラーが出る前から意識しておきたいポイントを整理します。
1. 排気筒・煙突出口の積雪・凍結
最も現場でよく見かけるトラブルのひとつです。FF式の給排気筒が外壁から低い位置に出ている場合、吹き込んだ雪や積雪で出口がふさがれることがあります。吹雪の翌朝はE0・E5・EH等のエラーが出やすくなるため、屋外側の排気筒出口を定期的に目視確認する習慣をつけましょう。
2. 灯油配管・灯油タンクの凍結
屋外タンクから室内ストーブへの灯油配管が凍結すると、灯油の供給が止まりE1・E2・EL等として現れることがあります。特に気温が急激に下がる夜間・明け方は要注意です。灯油配管の凍結が疑われる場合は、配管を自分で温めようとせず、設備業者に相談してください。
3. 古い灯油・不純物混入
冬が長い北海道では、シーズン終わりに残った灯油をそのまま翌シーズンに使うご家庭も見かけます。変色(黄〜茶色)・異臭のある灯油は燃焼不良の原因になり、E1・E2等のエラーや不完全燃焼につながることがあります。シーズン前に灯油タンクの状態を確認し、古い灯油は使用しないことをお勧めします。
4. フィルターの積極的なメンテナンス
北海道の住宅は断熱性・気密性が高く、室内のほこりがストーブフィルターに集まりやすい環境でもあります。フィルターの詰まりはE0・E4・EF・EH等のエラーに直結するため、月に一度程度の清掃を習慣にしてください。
5. ツインヒータの床暖循環液の管理
ツインヒータをお使いのご家庭では、床暖房用の循環液(不凍液)が不足するとF1・F3等のエラーが発生することがあります。液量の定期確認と補充が重要です。循環液の種類・補充方法は必ず取扱説明書またはメーカーの指示に従ってください。
修理が必要なエラーが出たとき、まず何をすべきか
修理前提のエラーが出た場合、以下の手順で対応してください。
ステップ1|安全を確保する
不完全燃焼系(HE・HC・HH)の表示であれば、すぐに換気を優先してください。異臭・頭痛・めまいがある場合は直ちに外へ出てください。それ以外のエラーでも、使用を中止してストーブへの電源を維持したまま(エラーコードを確認できる状態で)待機します。
ステップ2|エラーコードと状況をメモする
修理依頼時に、「どのエラーコードが表示されているか」「いつから」「どんな状況で表示されたか」「機種型番」をメモしておくと、担当者がスムーズに原因を特定できます。型番は本体の銘板または取扱説明書で確認してください。
ステップ3|コロナサービスセンターまたは販売店・設備業者に連絡する
| 連絡先の目安 | 特徴 |
|---|---|
| コロナ公式サービスセンター | メーカー修理。全国対応 |
| 地元の住宅設備業者 | 即応性が高く、北海道・寒冷地の事情に精通 |
特に北海道などの寒冷地は暖房が止まることが生命に関わる場合もあります。
修理手配が遅れる場合は、仮の暖房手段(石油ファンヒーター・ポータブルストーブ)の確保も同時に進めることをお勧めします。
FAQ(よくある質問)
Q1. 同じエラーコードでも機種によって意味が違うのはなぜですか?
コロナの寒冷地向け大型ストーブは、燃焼方式(気化式・ポット式)・給排気方式(FF式・煙突式)・用途(温風暖房・輻射暖房・床暖房一体型)など、機種ごとに構造が大きく異なります。そのため、同じエラーコードでも「監視しているセンサー・機構」が機種によって異なり、コードの意味が変わります。たとえばE1は、ガス化温風タイプでは疑似火炎検出(直ちに修理)ですが、寒冷地輻射タイプ・ポット式では途中消火(灯油切れなら再運転可)です。必ず自分のストーブの機種タイプを確認してから判断してください。
Q2. E3やE9が出ましたが、地震は起きていません。何が原因ですか?
E3・E9は対震自動消火装置の作動や停電検知が原因ですが、地震以外にも強い振動(大型トラックの通過・近くでの大きな衝撃音・ドアを勢いよく閉めた際の揺れ等)で対震装置が作動することがあります。また、本体設置面が水平でない場合、小さな振動でも反応しやすくなります。ストーブが正しく水平設置されているかを確認し、周囲に異常がなければ再運転を試してください。繰り返す場合は設置状態の見直しや安全装置の点検が必要です。
Q3. 88表示が出ていますが、まだ正常に動いています。このまま使い続けても大丈夫ですか?
88表示は故障ではなく、設計標準使用期間(約8年・20,000時間)に達したことを知らせるサインです。すぐに使えなくなるわけではありませんが、この期間を超えると内部部品の経年劣化が進み、突然の故障や異常燃焼・一酸化炭素漏れのリスクが高まります。
Q4. HC点滅が表示されました。換気すれば再使用できますか?
HC(点滅)は不完全燃焼防止装置が一度作動した状態を示します。コロナ公式の処置方法は「直ちに部屋の換気を十分に行い、運転スイッチを一旦切にしてから再び入にする」です。換気後に再運転できますが、同じ表示が繰り返す場合は燃焼系・排気系の異常が疑われるため、点検または修理を前提に考えてください。HH(点滅・点灯)まで進むと再運転できませんので、HCの段階で繰り返す場合は早めに相談することをお勧めします。
Q5. ツインヒータを使っています。「F」から始まるエラーが出ました。どうすればいいですか?
「F」から始まるエラーコードはボイラー・熱交換系の異常を示すツインヒータ固有のコードです。F1・F3については、床暖用循環液の不足が原因の場合があるため、まず循環液の残量を確認してください。それ以外のFコードは、使用者が自己対処できる範囲を超えた内部異常です。ボイラー部が止まっている状態でも暖房(ストーブ側)が動いているように見えることがありますが、そのまま放置すると機器へのダメージが拡大する可能性があります。速やかに販売店またはコロナサービスセンターに連絡してください。
まとめ
コロナの寒冷地向け大型ストーブのエラーコードを正確に読み解くには、「自分のストーブの機種タイプを確認する」ことが最初のステップです。
同じコードでも、ガス化温風タイプ・寒冷地輻射タイプ・ポット式・ツインヒータ等では意味が全く異なるケースがあるためです。
そのうえで、表示されたエラーが次のどれに当てはまるかを判断してください。
- 一時的な安全停止(地震・停電・灯油切れなど)→ 確認後に再運転を試せる
- 清掃・外部確認で改善の見込みがあるもの(フィルター詰まり・排気管接続確認等)→ 確認・清掃後に再運転を試す
- 内部異常として修理を前提に考えるもの(センサー異常・送風機故障・気化筒異常・不完全燃焼の連続検知等)→ 使用中止・修理依頼
特に不完全燃焼関連(HE・HC・HH)は一酸化炭素中毒のリスクに直結します。
これらの表示が出た場合は、再運転より先に換気を優先してください。
判断に迷う場合や、再運転後に同じエラーがすぐ再表示される場合は、無理に使い続けず、販売店またはコロナサービスセンター・地元の設備業者への相談を前提に行動してください。
暖房を「安全に使い続けること」が家族の安心につながりますので、無理に使用するのはやめましょう。
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(※当社施工事例ページより~Before:FF-446S ➡ After:FF-VG42SA)
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「このエラーは修理なのか、それとも交換なのか」
「まだ使えるのか、買い替えた方がいいのか」
こうした判断は、実際の設置状況や使用年数によっても変わります。
基本的には10年近く経過したストーブであれば、交換を検討するタイミングといえますが、状況を整理したうえで、今のお客様にとって最適な選択肢をご案内します。
無理に交換をすすめることはありませんので、まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。



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