石油給湯器のリモコンに見慣れない数字やアルファベットが突然表示されて、「故障してしまったのかな…」と不安になったことはありませんか?
特に冬のシーズン中に給湯器が止まるのは、生活に直結するつらいトラブルです。
でも、落ち着いて確認してみると、自分で対処できるケースも少なくありません。
エラーコードは、給湯器が「何らかの異常を検知した」ことをリモコンに伝えるサインです。
コードの意味を正しく理解すれば、燃料切れや循環口の詰まりといった軽微なトラブルは、業者を呼ばずに解決できる可能性があります。
この記事では、長府製石油給湯器に表示される主なエラーコードを種類別に一覧形式でまとめ、原因・警報解除の手順・業者依頼の判断基準をわかりやすく解説しますので、ぜひご参考ください。
📎 出典:長府製作所 エラーコード一覧
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まず確認|台所リモコンと浴室リモコンで表示が異なる場合がある
長府の石油給湯器は、台所リモコンと浴室リモコンの2台構成になっているケースがほとんどです。
同じ異常でも、リモコンの種類によって表示されるコードが異なる場合があるため、両方の表示を必ず確認してください。
たとえば、浴室リモコンに「1」と表示されている場合、実際には「E1(点火不良)」または「F1(油圧センサ異常)」のどちらかである可能性があります。
台所リモコンの表示と照らし合わせることで、より正確な原因の特定が可能になります。
エラーコード一覧|種類別に解説
点火・燃焼系エラー(E1・110・111・112・120〜122・130・131)
点火できない、または燃焼中に火が消えた場合に発生するエラーです。
まず灯油切れ・油ストレーナー(燃料フィルター)の詰まり・送油バルブの閉止・タンクへの水混入を確認してください。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 | 確認・対処 |
|---|---|---|---|
| E1 / 110 | 点火確認時間内に燃焼が確認できない(点火不良) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 燃料切れ・水混入・ストレーナー詰まり・送油バルブ閉止を確認 |
| 111 | 給湯運転時の点火不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 同上 |
| 112 | ふろ追いだき運転時の点火不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 同上 |
| E3(一部機種)/ 120 | 燃焼途中の失火 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 燃料切れ・水混入・ストレーナー詰まり・給排気経路の閉塞を確認 |
| 121 | 給湯運転時の失火 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 同上 |
| 122 | ふろ追いだき運転時の失火 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 同上 |
| 130 | 点火ミスを規定回数以上繰り返し(再点火防止機能作動) | 解除不可 | 点検・修理を依頼 |
| 131 | 油サーミスタ異常または炎検出異常を繰り返し(再点火防止機能作動) | 解除不可 | 点検・修理を依頼 |
⚠ ポイント:エラー130・131は自己解除できません
リモコン操作では復帰しないため、速やかに点検・修理を依頼してください。「エアー噛み」といって、灯油切れ後に再給油してもすぐ点火しないケースがあります。その場合、運転スイッチのOFF/ONを数回繰り返すことで復帰することがありますが、130・131まで進んでしまった場合は業者対応が必要です。
過熱・温度異常系エラー(140・150・151・160・161・4・HC)
熱交換器(缶体)や機器内の温度が異常に高くなった場合に作動する安全装置です。
機器を保護するための重要な機能であり、繰り返し発生する場合は内部部品の劣化が疑われます。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 | 確認・対処 |
|---|---|---|---|
| 140 | 熱交換器の温度ヒューズ回路遮断(異常高温) | 部品交換が必要(電圧不安定の場合はSW=OFF/ONで解除できることもある) | 電源電圧の不安定・電源コンセントの緩みを確認。解決しない場合は修理依頼 |
| 150 | 非燃焼時の過熱防止装置作動 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 151 | 燃焼時のハイカットサーミスタ作動 | 缶体温度低下後、運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 160 | 燃焼時の過熱防止装置作動 | 缶体温度低下後、運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 161 | 設定温度+15℃以上の高温給湯を検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 4(浴室:E4) | 缶体(熱交換器)高温検知 | 缶体温度低下後、運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| HC | 給湯・お湯はり運転中の高温検知(設定温度+15℃以上)または缶体出口95℃以上検知 | 缶体温度低下後、運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
給水・水量系エラー(260・261・562・411・412・H4)
断水や給水栓の閉止、ストレーナーの詰まりが原因で発生するエラーです。
まず水道の元栓が開いているか・蛇口から水が出るかを確認してください。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 | 確認・対処 |
|---|---|---|---|
| 260 | 缶体圧力スイッチ作動(給水不良)※KIBF-4511MA対象 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 断水・給水栓閉止・フィルター詰まりを確認 |
| 261 / H4 | 圧力スイッチ作動(水圧低下)※高圧力型給湯器・一部機種対象 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 給水元圧の低下・ストレーナーのゴミ詰まり・減圧弁不良を確認 |
| 411 | 給湯水量センサの作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 412 | 流量センサの流量誤検知(お湯はり中の蛇口操作が多すぎた場合も) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON(給湯は使用可能) | お湯はり中に蛇口を頻繁に開閉しないよう注意 |
| 562 | お湯はり開始後、お湯はり量が測定できない | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 断水・給水栓閉止・ストレーナー詰まりを確認 |
| E7(一部機種) | 圧力スイッチ作動(給水不良) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 断水・給水栓閉止・フィルター詰まりを確認 |
ふろ循環・浴槽系エラー(P0・012・032・631・632・252・PC・PF・PH)
浴槽の循環系統に関するエラーです。循環口フィルターの詰まりが原因の多くを占めます。
定期的なフィルター清掃がトラブル防止に効果的です。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 | 確認・対処 |
|---|---|---|---|
| P0 / PH | ふろ運転時の浴槽水循環不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON(給湯は使用可能) | 循環口フィルターの汚れ・詰まりを確認 |
| 012 / F8 | 追いだき許容時間超過 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 浴槽に残り湯がある状態でふろ自動運転をすると発生することがある |
| 032 / E0(一部機種) | 排水栓抜け・お湯はり時間超過 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 排水栓の閉め忘れ・浴槽容量400L超・循環口取付位置の不良を確認 |
| 631 | 自動お湯はり運転時の浴槽水循環不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON(給湯は使用可能) | 循環口フィルターの汚れ・詰まりを確認 |
| 632 | 自動お湯はり運転時の浴槽水循環不良(別検出条件) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON(給湯は使用可能) | 循環口フィルターの汚れ・詰まりを確認 |
| 252 / PC / PF | ふろ循環ポンプ作動前の水流スイッチ誤検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON | 復帰しない場合は修理依頼 |
| 002 / P6(一部機種) | 設置後初回お湯はり時のふろ残り湯検知 | 残り湯を排水後、運転SW=OFF/ONでふろ試運転を再実行 | 復帰しない場合は修理依頼 |
▶ 循環口フィルターの清掃方法
浴槽側面に取り付けられた循環口のカバーを外し、内部のフィルターを取り出してぬるま湯で洗浄してください。月に1〜2回の清掃が推奨されます。スポンジやブラシで汚れを丁寧に落とし、詰まりがないか確認してから元に戻してください。
センサ・サーミスタ系エラー(3xx・5xx系)
各部の温度センサ(サーミスタ)が断線またはショートした場合に発生するエラーです。センサが正常な温度を検出すると自動的に復帰するものが多いですが、繰り返す場合は部品交換が必要です。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| 311 / P5 | 給水サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 312 / F5 | ふろサーミスタの断線・ショート(給湯は使用可能) | 運転SW=OFF/ON(給湯は継続可) |
| 321 / E5 | 給湯サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 322 / F2 | 缶体サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 330 / H2 | 缶体出口サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 331 / H3 | 缶体入口サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 350 | 油サーミスタ(またはコイルサーミスタ)の断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 360 / H7 | ハイカットサーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 470 | バーナーサーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰 |
| 301 / E9 | 外気温(凍結防止)サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰(表示中も運転可能) |
| 302 / F9 | 凍結予防サーミスタの断線・ショート | 正常温度検出で自動復帰(表示中も運転可能) |
⚠ ポイント:301・302(凍結防止サーミスタ)について
301・302は凍結防止機能に関わるサーミスタのエラーです。表示中も運転は可能ですが、センサが正常に動作しないと凍結防止ヒーターが適切に作動しない可能性があります。寒冷地では特に注意が必要なエラーで、気温が下がる前に早めに点検を受けることをおすすめします。
制御基板・通信系エラー(6・730〜760・E6・E8・C8)
制御基板の不具合やリモコンと本体の間の通信異常です。まず電源コンセントの抜き差し(3秒以上)でリセットを試みてください。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| 6(浴室:E6) | 制御基板の動作不良 | 解除不可・点検・修理を依頼 |
| 730 / 731 | 制御基板の作動不良 | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| 732 / C8 | サブ基板の記憶回路不良 | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| 733 | 制御基板+サブ基板の記憶回路不良 | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| 74 / 740 | 台所リモコン〜制御基板間の通信途絶(台所リモコンが判断) | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| 75 / 750 | 浴室リモコン〜制御基板間の通信途絶(浴室リモコンが判断) | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| 76 / 760 / E8 | リモコン〜制御基板間の通信途絶(制御基板が判断) | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| E4(一部機種) | 制御基板の作動不良 | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| E6(一部機種) | 制御基板の作動不良 | 電源コンセントを3秒以上切→再投入 |
| EC | 制御基板交換後の機種設定未完了 | 機種設定を業者に依頼 |
⚠ ポイント:通信系エラー(74系・75系・76系)について
電源リセットで復帰しない場合は、配線の確認も含めて修理業者に相談してください。電源リセットをしても同じエラーが繰り返す場合は、基板そのものの交換が必要なケースが多いです。
送風機系エラー(7・610〜612・E7・H1・550)
送風機(ファン)の回転異常です。ほとんどの場合はメーカーによる修理が必要ですが、まず運転スイッチのOFF/ONで復帰を試みてください。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| 7(浴室:E7)/ 610 / 611 / 612 | 送風機の作動(回転)不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| E7(一部機種) | 送風機の作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| H1 / 550 | ダンパーモータの作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 170 | 燃焼中のバーナー(風洞)部高温検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
燃焼停止後の残り火検知エラー(720・721・722・E2)
燃焼を停止させたにもかかわらず、炎センサが残り火を検出した場合に作動します。
繰り返し発生する場合は、油電磁弁(燃料の流れを遮断する部品)の不良が疑われます。
安全に関わるエラーのため、速やかに点検・修理を依頼してください。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| 720 / E2 | 燃焼停止後の残り火検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 721 / 722 | 燃焼開始前または停止後の残り火検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
地震検知(感震器)エラー(100・3・E3・P3)
給湯器内蔵の感震器(地震感知装置)が振動を検知した際に作動します。安全のために設けられた機能で、地震以外の振動でも反応することがあります。
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| 100 / 3(浴室:P3)/ E3(一部機種)/ P3 | 運転中の地震検知(感震器作動) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
⚠ 注意:人が給湯器にぶつかったり、近くを大型車が通過した際の振動でも作動することがあります。安全のため、機器に異常がないかを確認してから運転を再開してください。実際の地震後は、においや異音・損傷がないかを必ず目視で確認してください。
灯油残量関連の表示(P2・830・E0・480)
灯油の残量が少なくなると警告表示が出ます。これは故障ではなく予告アラームのため、給油すれば解除できます。
| 表示コード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| P2 / 830 | 油切れ予告装置の作動(残油わずか) | 給油することで解除。表示中も使用可能 |
| E0(一部機種) | 油切れ予告装置の作動 | 給油することで解除。表示中も使用可能 |
| 480 | 油切れ予告装置(油圧センサ)の圧力不良による作動 | 給油後も表示が続く場合は修理依頼。油タンクの設置位置を確認(給湯器上方2m以内・下方0.5m以内) |
点検・交換時期のお知らせ(888・920・930)
使用年数や運転時間に基づいて表示されるメンテナンス通知です。故障ではありませんが、放置すると実際の故障につながる可能性があります。
| 表示コード | 内容 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 888 | 点検時期お知らせ(設計標準使用期間に基づく通知) | 早めに法定点検(有料)またはあんしん点検(有料)を受けてください |
| 920 | 中和槽の交換時期予告 | リセット不可。中和器組立(中和器+サブ基板)の交換を依頼。表示中も使用可能 |
| 930 | 中和槽の寿命(要交換) | リセット不可。中和器組立を交換しないと運転不可。速やかに修理依頼 |
▶ エコフィール(潜熱回収型)をお使いの方へ:920・930について
エコフィールは排気中の熱を再利用する高効率型の石油給湯器です。この際に発生する酸性の排水(ドレン水)を中和する「中和槽」が内蔵されており、これが920・930のエラーに関係しています。
一般家庭での使用では10年前後が交換の目安ですが、理美容室・飲食店など業務用途では1〜2年で交換が必要になるケースもあります。920の段階でお早めに対応することをおすすめします。
📎 出典:長府製作所 エコフィール製品情報
その他のエラーコード一覧
| エラーコード | 内容 | 解除方法 |
|---|---|---|
| F0 / P6(一部機種)/ 8 | リモコン「後つなぎ」(電源投入後にリモコン接続)による停止 | リモコン接続後、電源コンセントを入れ直す |
| 000 / H6 | 停電発生(履歴表示)。通常運転では表示されない | 停電復帰後に時刻設定が必要(セミオート・フルオート機種) |
| 102 | 電源電圧低下による停止 | 電圧正常化または運転SW=OFF/ON |
| 290 | 中和槽内部の水位上昇・ドレンホース凍結 | 中和器排水栓を開けてドレン水を排水。冬季は自然解凍を待つ |
| 291 | ドレン水トラップ水位低下 | 排水栓の緩みによる漏水を確認 |
| 432 / EL | 水位センサの許容範囲超え検知(給湯は使用可能) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON。浴槽設置位置を確認 |
| 510 | 電磁ポンプの作動不良による途中失火 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 651 / P8 | 水比例弁の作動不良(使用可能・出湯量が多いとぬるくなる場合あり) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 661 | 給湯混合弁の作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 641 | 給湯加圧ポンプ異常(警告・給湯は使用可能) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 642 | ふろ循環ポンプ異常(警告・給湯は使用可能) | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| 911 | 給水温度の高温検知 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON。ソーラー逆配管・配管への直射日光を確認 |
| 090 | 太陽熱利用システムの異常(給湯は使用可能) | 太陽熱利用システムのリモコンで確認 |
| C0 | 洗浄運転時の残り湯検知 | 浴槽残り湯を排水後、運転SW=OFF/ON |
| C1 | 浴槽排水栓抜け検知 | 排水栓の洩れを確認後、運転SW=OFF/ON |
| C2 | 排水切替弁の作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
| C3 | 循環出口切替弁の作動不良 | 台所リモコンの運転SW=OFF/ON |
石油給湯器のエラーが出やすい時期と季節ごとの注意点
給湯器のトラブルは、季節によって発生しやすいエラーの種類が異なります。
あらかじめ知っておくことで、いざというときに慌てずに対処できます。
冬季に多いトラブル
■ 灯油切れ(E1・110系)
年間を通じて最も多い原因です。特に気温が低い夜は灯油の消費が一気に増えます。「昨夜タンクを確認したら大丈夫だったのに、朝には空になっていた」というケースも珍しくありません。余裕を持った給油のタイミングが大切です。
■ 凍結関連のエラー(290・301・302)
エラー290(ドレンホース凍結)は、エコフィール機種をお使いの方が冬の朝に経験しやすいエラーです。寒冷地では基本室内設置ですが、中和槽のドレンホースが外気にさらされて凍ることで、水位が上昇しエラーになります。自然解凍で復帰することが多いですが、毎年繰り返す場合はドレンホースへの保温テープ巻きや配管の見直しを業者に相談してください。
また、301・302(凍結防止サーミスタ異常)は表示中も運転は可能ですが、凍結防止機能が正常に動作しない可能性があるため、厳冬期前に点検を受けることをおすすめします。
■ 屋外設置機器の給排気口閉塞(120系)
屋外に設置された給湯器の給排気口が積雪や落ち葉などで塞がれると、失火(120系エラー)が発生することがあります。定期的に給排気口周辺の状態を確認してください。ただし、給排気口を直接ふさぐような雪囲いは行わないよう注意が必要です。
春・秋の注意点
■ タンク内への水混入(E1・110系)
春の雪解けシーズンは、灯油タンク周辺の水はけが悪くなり、タンク内部に結露水や雨水が混入することがあります。油の色が白濁していたり、点火不良が続く場合は水混入の可能性があります。専門業者による油抜きと清掃をご依頼ください。
■ 長期不使用後の点火不良(E1・110・130)
夏の間使用しなかった後、秋に初めて給湯器を動かすと点火しないというケースがあります。燃料ラインに空気が混入しているケースが多く、運転スイッチの繰り返し操作で改善することもありますが、130まで進んでしまった場合は業者に依頼してください。
自分で対処できるケース・業者に依頼すべきケースの判断基準
自分で対処できる可能性があるケース
以下の確認・操作で解決する場合があります。無理な分解・修理は絶対に行わないでください。
- 灯油切れ → 給油して運転SW=OFF/ONで復帰
- 循環口フィルターの詰まり → フィルターを取り外して清掃
- リモコンの後つなぎ → 電源コンセントを入れ直す
- 排水栓の閉め忘れ → 排水栓を確認して閉める
- 感震器の誤作動 → 安全確認後に運転SW=OFF/ONで復帰
- 停電復帰後の時刻設定 → リモコンで時刻を再設定
- エアー噛み後の再起動 → 運転SW=OFF/ONを数回繰り返す
速やかに業者へ依頼すべきケース
次のエラーや状況は、自己解決が困難または危険なため、速やかに専門業者に連絡してください。
- エラー130・131(再点火防止機能作動):解除不可
- エラー930(中和槽の寿命):交換なしで運転不可
- エラー140(温度ヒューズ回路遮断):部品交換が必要
- エラー6・E6(制御基板の動作不良):解除不可
- エラー888(点検時期通知):メーカー点検推奨
- 電源リセットを繰り返しても復帰しないエラー全般
- 油のにおいが強くなった・異音がするなどの異常を伴う場合
- 凍結防止系センサのエラーが厳冬期前に表示された場合
まとめ|エラーコードは「原因確認→解除操作→再発確認」の順で対応を
長府の石油給湯器のエラーコードは、大きく以下のカテゴリに分類されます。
| 分類 | 代表的なコード | まず確認すること |
|---|---|---|
| 点火・燃焼系 | E1・110〜112・120系 | 燃料切れ・ストレーナー詰まり・送油バルブ |
| 過熱・温度異常 | 140・150・160・HC | 缶体温度の低下を待って復帰操作 |
| 給水・水量系 | 260・261・562 | 断水・給水栓・フィルター詰まり |
| ふろ循環系 | P0・012・631・632 | 循環口フィルターの清掃 |
| センサ異常 | 311〜360系 | 自動復帰が多い。繰り返すなら修理依頼 |
| 基板・通信系 | 730〜760系 | 電源コンセントの抜き差しでリセット |
| 凍結防止系 | 290・301・302 | ドレンホース解凍・厳冬期前の点検 |
| 灯油残量 | P2・830 | 給油で解除 |
| 点検時期 | 888・930 | 業者への点検・交換依頼 |
エラーが表示されたときは、まず台所リモコンと浴室リモコン両方のコードを確認し、この記事の一覧と照らし合わせて原因を特定してください。
自己解除を試みても繰り返し同じエラーが表示される場合や、油のにおい・異音など気になる症状を伴う場合は、無理な操作は行わず、メーカーへご相談することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. エラーコードが表示されているのに給湯は使える状態です。このまま使い続けても大丈夫ですか?
A. エラーの種類によっては「給湯は使用可能」と案内されているものもあります。ただし、同じエラーが繰り返し表示される場合や、給湯の温度が不安定なときは、内部部品の劣化が進んでいる可能性があります。「使えているから大丈夫」と放置すると、突然の完全停止につながるケースも少なくありません。できるだけ早めに点検を受けることをおすすめします。冬が来る前の秋口に点検を済ませておくと、寒い時期に慌てずに済みます。
Q2. 灯油を補充したのにE1(点火不良)が解消されません。なぜですか?
A. 灯油が切れた後に再給油した場合、燃料ラインに空気が混入している(エアー噛み)ことがあります。給油後に数回、運転スイッチのOFF/ONを繰り返してみてください。それでも解消しない場合は、油ストレーナーの詰まり・タンク内への水混入・送油バルブの確認が必要です。繰り返す場合や、130エラーが表示された場合は自己解除ができないため、業者に依頼してください。
Q3. リモコンに「888」と表示されましたが、故障ですか?
A. 888は故障ではなく、設計標準使用期間に基づく点検時期のお知らせです。長府の石油給湯器は設計標準使用期間(目安10〜15年)を超えると、この表示が出るよう設定されています。そのまま使用は可能ですが、早めに法定点検またはあんしん点検を受けてください。888が出たタイミングで機器の状態を確認しておくと、急なトラブルを未然に防ぐことができます。
Q4. 石油給湯器のエラーコードは、どのメーカーでも共通ですか?
A. エラーコードはメーカーごとに独自に設定されており、共通ではありません。たとえば長府の「E1」はリンナイやノーリツでは別のコードや別の意味になる場合があります。リモコンにエラーコードが表示されたときは、必ずお使いの機器のメーカーと型式を確認したうえで、対応するコード表を参照してください。型式はリモコンや本体側面のラベルで確認できます。
Q5. 浴室リモコンと台所リモコンで表示されるコードが違うのはなぜですか?
A. 機種によっては、台所リモコンと浴室リモコンで同じ異常でも異なるコードを表示する設計になっています。たとえば台所リモコンの「E1」が浴室リモコンでは「1」と表示されるケースがあります。また「P0」と「F0」のように、全く別の意味のエラーが浴室リモコンでは同じ数字で表示されることもあります。診断の際は必ず台所リモコンと浴室リモコン両方を確認してください。
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